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賃貸経営・劇的改善事例

築45年の木造アパートを満室にした募集図面の「魔法のコンセプト」

東京23区の文京区江戸川橋というところは、もともと印刷の町、出版の町でした。しかし、印刷業界も電子書籍などの出現によって低迷しています。そんな江戸川橋というところにある物件のお話です。こちらは1967年1月築の物件です。二階建ての木造アパートなのですが、普通の不動産会社でしたら、「建て替えましょう」、「ビルにしましょう」と提案すると思います。しかし、「きづな住宅」が入って、家賃は1.27倍になり、満室になっています。

私が初めてお伺いしたときには、一階の事務所スペースが空いてしまった、二階の住居の部分は四部屋中三部屋空いてしまった、という状況でした。これは「壊しましょう」となるのは当然でしょう。しかし、今では年収336万円の物件になっています。

私が何をしたかというと、一階の部分の募集図面のタイトルに、「空と桜のガレージハウス」と掲げました。そして、スタッフとともに、壁をピンクに、天井を空色に塗りました。そうすると、もともと10万円の家賃だったところが、14万円ですぐに決まりました。大家さんは大変喜んでくれました。こちらもテンションが上がってきまして、「じゃあ二階もいこう!」ということで、「きづなのアパート」ということをキーワードに進めました。

実はこのアパートにはお風呂がありません。お風呂がないアパートなど今時、入居する人がいるのか、と思うでしょう。しかし、近くに「竹の湯」さんという銭湯があり、コインランドリーもあります。プライベートを大事にしながらも、入居者同士が声を掛け合って協力できるアパートとして「空と桜の絆のアパート SUIRYU」というタイトルで募集をかけました。それが大反響で、あっという間に満室になってしまいました。

ですから、お金をかければ良いのではないのです。不動産は「発想と真心」が原点なのです。発想で表現をし、露出し、それを見て心に響けば、必ず部屋は埋っていくのです。「きづな住宅」は、古い木造の物件が得意です。もし困ってらっしゃれば、ぜひ壊す前にご相談ください。満室にして、一緒に笑顔になりましょう。

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