「住まい」と「経済」の密接な関係を理解して、幸せな家族の実現をお手伝い。
三極の時代を見据えて流行ではない価値を提供。
「きづな住宅」は、どんな小さなことでも相談できる磁場密着の会社でありたいと思っています。建築や不動産は奥が深く、2、3年勉強しただけで一人前になれるわけではありません。私自身もまだまだだと思っています。私は大学卒業後、最初に建築会社に入社し、営業をしておりました。私は、何でも興味を持つ人間ですから、サラリーマンでありながら家づくりに関するいろいろなことをやっていたのです。ですから、私は間取りも描けますし、現場管理やその先の工程も出来ます。私は設計士ではありませんが、お客様が住みたい家の間取りを一緒に考えることには設計士の先生より自信があります。
また、私は大学生のときに引越しのアルバイトをしていました。引越しというのは色々な場面の引越しがあります。私のいた「ヤマト運輸」は、ほとんどがファミリーの引越しでした。お父さんが新築を買って、社宅から引っ越す、というのが一日で完結する仕事でした。新しい家についたときのお子さんの笑顔や、お客様の笑顔を毎日見ていました。そんな笑顔を見られる仕事を自分でもしたいと思い、住まいに興味を持ちました。それが、「幸せなご家族のお手伝いをしたい」という、今日のコンセプトに繋がっているのだと思います。
不動産会社は、経済を知らなくてはならない仕事だと思っています。経済のことをわかっていないと、オーナーに対する適切なアドバイスや、住宅を購入する方への金利プランの選択をアドバイスすることは出来ません。お客様へのアドバイスは個人ごとに違ってきます。そこには時代の変化があり、家族構成の変化もあります。そのお客様の変化と、時代の変化は常に動いているのです。「今の時間軸はどうなっているのだろう」と捉えた上で、先を見るということが大切です。ですから、経済を知っている人が不動産のセールスをしなくてはならないと思うのです。経済を知った上で、お客様のお話を良く聞いて、先々の予定やご家族計画などを組み合わせて的確にアドバイスをすることが必要なのです。
今後は更に人口が減少し、不動産も二極分化の時代になります。また、そこからは三極の時代になると私は思っています。例えば、座敷わらしがいるような人気の物件、普通の物件、だめな物件の三極です。そこで何が決め手になるかというと、マーケットが決める値段です。世の中の供給の多いものと少ないものでは、供給の少ないものが有利なのです。この不動産業界では、供給が多いものといえば、大手が一般的に作っているものです。私と一緒に考えるものは、非常に供給が少ないものなのです。大手が作っているものは、洋服と同様に流行なのです。
「きづな住宅」では、作られた流行ではなく、自分が住んでみたい家を、私とオーナー様が一緒になって考えます。それは、供給の少なくて、大手にはないものです。大手がやっている供給の多いものを一緒にやるということは、人口減の時代にわざわざ負け組に自分から入っていくようなものです。需要がないものを作っても無駄です。これからは、需要があるものを作っていくことが必要だと思っています。