日本エコジニア 渋谷巧社長 / 社屋リノベーション

ボロい倉庫購入→社屋リノベーションで川越の中野坂上に変身！

私は川越で生まれ育ちました。母には小学生の頃から「経営者になれ」と言われていました。母は保険の外交員で企業保険を扱い、たくさんの経営者と関わっていたので、経営者の適正を見抜いていたのでしょうね。「私利私欲ではなく、人のために生きろ」と育てられました。

高校は一年足らずで辞めてしまい、日雇い労働者をしていました。その時に派遣された会社の社長に声をかけられたのが、今の仕事である解体業を始めたきっかけです。19歳のときに、携帯に入っていた1000人の人脈を活かして、後輩に声をかけて現場に人材を派遣するようになりました。自分も現場で働きながら、後輩を派遣し、売上を貯めていき、22歳のときに法人化、今年で8年になります。

弊社は平均年齢が20代という若いス会社で、他の解体屋さんでは使わないようなスマホのアプリを使って、現場管理や情報管理をしています。誰よりも早く見積もりを提出し、どこよりも早く現場を仕上げるということを心がけています。主にハウスメーカー様や不動産会社様がお客様ですので、共に仕事をする中で、「解体後」の道標を示せるような゜仕事を心がけています。今後も、昔の自分と同じような境遇に立たされた若い人たちのための環境を作ってあげたいです。

きづな住宅さんと取引するきっかけは、解体の見積もりをして頂いたことです。川島さんは、以前から取引していた解体業社さんをすべて弊社に切り替えて下さりました。川島さんとは、ビジネスという垣根を越えて、「人と人」という関係でお近づきさせていただいているように感じています。

元々、賃貸で会社の事務所を借りていたのですが、従業員の数も増え、「どうしようかな」と考えたときに、頭に浮かんだのが川島さんでした。この建物は、相場から考えると高い値段でしたが、川島さんは、「ここは買いだ」と自信を持って言いました。今思うと、川島さんは土地の性質や建物の形よりも、この立地にこだわったのかなと思っています。「あなたはここで生まれ育ったのだから、ここで商売をしたほうが良い」というアドバイスしてくれたのだと思います。この社屋を購入してから、驚いたことに同級生や中学のときの後輩などの社員がたくさん集まってきました。川島さんはこういう効果も見抜いていたのかなと思うと、本当に頭が下がります。

川島さんのからの提案も変わっていて、こんな田舎に「中野坂上みたいな建物を作る」と言われたときは驚きました。しかし、出来上がってくるにつれて、川島さんの言いたかったことはこれか、と納得しました。場所や地域柄など関係なく、そこにハートがあれば建物は仕上がるのだと思いました。皆さん、この建物を見て「おしゃれだね」と言ってくださいます。IT系の会社に負けないくらいおしゃれな建物にして欲しいとお願いしたので、この仕上がりに本当に満足しています。

既存の建物をリノベーションしたので、施工中に段々と変身していくのを見て、魔法がかかったようでした。古いものを大事にする川島さんだからこそ、ここにあったものを活かす発想が出来たのだと思います。弊社は解体業なので、無駄な資材は出さず、少しでも地球環境を汚さないコンセプト合った建物になりました。今後も川島さんとは、二人が引退するまで、良い友達、仲間でいたいと思っています。そして、この川越を一緒に盛り上げていきたいと思っています。